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2009年11月15日

ebisu green glass / プランツアソシエイツ 宮崎浩

先月 宮崎浩氏(プランツアソシエイツ)設計のオフィスビル

「ebisu green glass」の見学に行って来ました

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恵比寿駅西口 駒沢通りに面した場所に建っています

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建物名称からも分かる通り

建設時から運営まで 環境負荷低減を前提にしています

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6~8階の3層をつなぐ吹抜「エコボイド」は 空調負荷を低減し

かつオフィス内のコミュニケーションを豊かにする機能があります

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また 一般的にはFIXの窓が多く閉鎖的になりがちなオフィスビルですが

テラスや植栽などを各所に挿入し

外部環境との接点を積極的につくりだしています


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↑テラス手摺のディテール

低層部は地下1階~2階は店舗です


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↓1階店舗横の壁面緑化


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このパネルは何かと言うと

建物から放出されるCO2の量をリアルタイムで表示しているのです

竣工したばかりなので まだ同規模建物の一般的な数値と

それほど差が出ていませんでしたが

運営されるに従い徐々に差が出てくるのでしょう

パネルは道路から見える場所にありますので

自己監視だけじゃなく 社会にも監視されてしまうわけです

ある意味 緊張感がありますね

結果が出ないわけにはいかない

建築物は ただ普通につくられ あり続ければ

環境に対して負荷を与え続けてしまうもの

今 建築物の新たな創造を考える時

環境配慮は 一部の建築家が持つ理念ではなく

社会の目に対するポーズでもなく

ある意味 義務すらを超え

もはや “建築≒環境配慮(環境創造)”

と言って良いのかもしれません


 

2009年11月01日

東京のソシオグラフィ ~内田 隆三

歳を重ねるほど

“知”に対する欲求が高まって行きます

脳自体は歳と共に衰えていくものですが

逆に そんな生物学的な宿命に

抵抗の意識が働くのでしょうか

本来は

脳が“知”を吸収するキャパを持ち

人生の“これから”が長い 若い時代に

“知”に対する欲求が濃い方が良いのですが

どうも あの頃は 

机に向かって難しい話を聞くと 睡魔が…

と言うことで

弊社パートーナーであるSTYLEXのデザイナーM氏に誘われ

ワタリウム主催の<哲学・1日アート大学>

第11回「東京のソシオグラフィ」に参加しています(10~12月/全3回)

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講師は 内田隆三氏

東京大学大学院総合文化研究所教授であり 専攻は社会理論・現代社会論です

東京の街を歩き “社会学的地層”を読み取ることにより

その場所に どのような“人々の生活”が形成されているのかを調査する

ワークショップ形式のセミナーです

と 稚拙な短文で説明しても 何のことだか分からないですね

じーーーっと集中して聞いていても 難しい話ですから

ここで この文を読んでいただいている方に 正確に伝えることを

はなから 放棄してます… すいません


ここで 特筆しておきたいのは

内田氏が 

街を歩き 場所を読み解き 生活を知る 一連の流れの中で

主観(自分自身の思い入れや感情など…)を 一切入れてはいけない

と 言われたこと

客観的 歴史(伝説含む)や 数字(統計・データ)を持って

自身の直感を正しないさいと…

ワタクシ自身 住宅の設計と言う仕事にたずさわりながら

常に特定の場所と それを含む街 さらには社会を読み解く作業

(マーケティング)を日々繰り返しているが

そこに“ものづくり”(=デザイン)と言う目標があるため

ある時点までは 冷静な客観視線で検証するものの

最終的な結論に至る段階では

思いっきり 自分の感性 デザイナーの感性 会社としての感性を

関連付ける


そこが やはり社会学の“学者”として

ある意味 一歩引いた位置から社会を 俯瞰で見ている和田氏と

自ら社会の中に身を置いて クリエイティブと言う仕事をする

我々との 視点の違いなのでしょう


さて ワークショップですので

ワタクシも 実際にどこかの街を歩き

“ソシオグラフィ”を語らなければなりません

どこの街にしようか 

まだ決まらないまま 第2回目の日は迫っているのです…

by okamito